「プジョー206RC Tベルト/テンショナー/Wポンプ/カムシャフトダンパー/他 交換」
先日は宇都宮にも雪が積もりました。
でも昔より降雪量は減りましたよね。
プジョー専門店「MajiBlue」宇都宮市/栃木県です。
今回は
プジョー206RC ビアンカホワイトの
タイミングベルト・テンショナー・アイドルプーリー・ウォーターポンプ&ガスケット・
LLC・ミッションオイル・エンジンマウント・ドライブベルト・
エキゾーストカムシャフトダンパーの交換をさせて頂きました。
いつも当社のご利用、誠にありがとうございます。
走行距離約76,000kmです。
アイドリング時でもTベルトカバー内辺りから
ゴロゴロと異音がしていますね。
↑ は今回交換するTベルト関係の新品パーツです。
タイミングベルトも純正品ですが
RCはPOWER GRIP製の強化タイプを使用しています。
↑ がエキゾーストカムシャフトダンパーです。
クランクプーリーのようにゴムがサンドイッチされているので
RCの場合、Tベルト交換では同時に交換するのが安心です。
ゴムが剥離して空回りすると大変ですよね。
まずは
RCのエキゾーストパイプはねじれや曲げ応力に耐えられないので
エキゾーストパイプを外してから
右上のエンジンマウントを外していきます。
が、エンジンマウントが欠けていました。(この作業は後にします。)
そしてベルトを外す前に使用するのが
このSST(特殊工具)クランクシャフトセッティングロッドです。
206RCや307の2Lの一部ではこのSSTを使用しないと
作業が困難を極めますね。
タイミングベルトを取り外して
エキゾーストカムシャフトダンパー(新品)を交換。
ウォーターポンプ・テンショナー・アイドルプーリーも新品に交換します。
左:古いWポンプ 右:新品Wポンプです。
古いWポンプは少しガタが発生していました。
新品は樹脂製からアルミ製に変更されています。
307の2Lも同様に変更されています。
耐久性を考慮した対策品ですね。
新品のタイミングベルト取付です。
続いて
エンジンマウントを交換しようとしたのですが
フレーム下ナットの溶接が剥がれてしまっておりマウントが外れない為
急遽ヘッドライト廻りを外して、マウントを取り外しです。
E/gマウントを取り外してみると
フレームにクラックが2本入っていました。
マウントが切れたまま走行していた為
振動で亀裂が入ったと考えられます。
溶接後、錆止め塗装します。
↑ 左:取り外したE/gマウント 右:新品E/gマウントです。
新品のE/gマウントを取付です。
そして
ドライブベルト(新品)を取付てエキゾーストパイプも戻します。
LLCを充填・エア抜きをして完了ですね。
↑ は今回の作業で交換したパーツ類です。
当初の異音も解消されました。
206のフラッグシップモデルだけに
永く乗り続けてくださいね。
MajiBlueでは
他社ご購入の車両も整備や車検、ドレスアップなどなど
承りますので気軽にご相談くださいね。