「プジョー1007-1.6 AUTOMATIC GEAR FAULT修理(クラッチアクチュエーター交換)、エンジンECU 水漏れ修理。」
こちらのプジョー1007-1.6 エーゲブルーは
「オートマチックギアフォルト」発生、走行不能でレッカーされてきました。
この前の車検時にテスターで診た際、エラーが入っていたので
オーナーさんにも注意するよう伝えたのですが、故障するのが早かったかな。
テスターで診てみたところ、やはりクラッチアクチュエーターの故障です。
ETGの車両は避けて通れない故障でしょうか。(他にシフト側のアクチュエーターも付いています。)
オーナーさんに確認を取って、クラッチアクチュエーターの交換ですね。
取外して...。
新品のクラッチアクチュエーターを取付。
クラッチの当りも調整です。
アクチュエーター交換の際に諸々、補機類も取外すのですが
エンジンECUのカプラー内にLLCが浸入した痕跡が。
これは水温センサーの端子からLLCが漏れて、配線内を伝ってECUまで辿りついたんですね。*毛細管現象
E/g-ECUが故障する前に水温センサーも交換していきます。
水温センサー&Oリングを...。
新品交換。
テスターでクラッチアクチュエーターの設定。
テスト走行を行って完了ですね。
ちなみにETGの車両ですとクラッチアクチュエーター以外にも
シフトアクチュエーター、クラッチディスクやレリーズベアリングの故障もあります。