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「プジョー207GTi E/gチェックランプ点灯修理 ➡ キャタライザー(触媒)交換 + F&Rディスクローター&低ダストブレーキPAD交換 + クラッチレリーズシリンダー&パイプ交換など。」

プジョー専門店MajiBlueマジブルー 栃木県/宇都宮市です。


こちらのプジョー207GTi ビアンカホワイトは
E/gチェックランプ点灯修理と点検・整備での入庫ですね。
当社には初来店の神奈川県からのオーナーさんです。


現オーナーさんは、最近購入されたそうですが、
この車両は前オーナーさんの時に何度か診ていますね。

E/gチェックランプ点灯の原因は「触媒の老化」。
前オーナーさんの時からの不調です。
新品のGTi用触媒は245,200円(税抜)、しかも国内在庫無。*2017/4/5現在

価格も高いので、いろいろと探したところ、
走行距離約25,000kmのUSED触媒が見つかったので
オーナーさん了承のうえ、触媒は中古品を使用ですね。


まずは、ブレーキ廻りです。
ローターも摩耗していますが、ダストが気になるとのことで、
オーナーさん希望で前後ローター+低ダストブレーキパッドに交換ですね。


フロントはローターがDIXCEL PD、
ブレーキPADはDIXCEL Mタイプ。



ブレーキ廻りの点検・清掃とブレーキパッドの面取り、
スライドピンなど各部グリスアップして、ローター+パッド新品交換。
*ローターやパッドは、エアを吹いて清掃・交換するだけなら楽なのですが、キャリパーやサポートの清掃に手間と時間がかかります。


続いて、リア側。
使用するハブローターはリーズナブルにATE製、
ブレーキPADはDIXCEL Mタイプです。


ハブローターを取り外して…。



ハブローター新品交換。
ロックナットも新品を使用して、規定トルクで締付後に回り止め。



リア側も点検・清掃、ブレーキパッドの面取りに
スライドピンなど各部グリスアップしてパッドを新品交換ですね。


ブレーキフルードも交換されていないようなので、ATE SL6に交換。

追加でスタビライザーリンクロッドのジョイントがグラグラなので…。


スタビリンクロッド新品交換。


↑は取外したディスクローター+ブレーキパッドです。


そして、LLCを抜いてFバンパーやラジエーターなどなど取外し。


キャタライザー交換ついでにターボオイルリターンパイプと
オイルフィルターハウジングガスケットも交換するので、取り外し。



ターボオイルリターンパイプ+オイルフィルターハウジングG/K新品交換。



USEDのキャタライザー(触媒)に新品のガスケットと
クランプを使用して交換。


水温センサーから水漏れしていたので、Oリング新品交換。


補機類を組戻して、LLC(EO-1)充填・エア抜き。
オイル消費が激しいので、ちょっと固めに
E/gオイル(Lubross G-Spec 5W40)+エレメント交換。


クラッチレリーズシリンダーのパイプのカシメから
フルードが漏れて滴になっているので…。



クラッチレリーズシリンダー+パイプ新品交換。
*品番変更でパイプと同時にレリーズシリンダーも交換が必要。


クラッチレリーズシリンダーフルードのエア抜きに…。


ミッションオイル(ASH FSE-E Spec GEAR 75W90)交換。



エアフィルター+ポーレンフィルター新品交換に。


スパークプラグの点検・清掃。
フロントワイパーブレード新品交換。


テスターで触媒コンバーターの初期化・設定。
燃料カットオフ学習がてら、TEST走行を行って完了ですね。