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「プジョー106S16 水漏れ修理➡ラジエーター+サーモスタット+Tベルトキット+E/gマウント交換&24ヶ月点検整備(ミッションオイル交換など)です。」

PEUGEOT専門店MajiBlueマジブルーです。


こちらのプジョー106S16 インディゴブルーは水漏れ修理での入庫ですね。
当社へは初入庫のオーナーさんです。
水温も高いようだとのこと。
走行距離約192,000km。


昨年10月に他店にて車検を受けているのですが、
一度、ちゃんと診て欲しいとの要望で24ヶ月点検整備もご依頼頂きました。



水漏れの原因はラジエーターだったため、新品交換。


クーラント(Lubross Super LLC)充填・エア抜き。
アイドリングをして様子を見ていたのですが、水温が上がってしまい、
ラジエーターファンがHighで回り続けてしまいます。
診てみたところ、ラジエーターやアッパーホースが冷たいままなので、
サーモスタットが開いていません。


サーモスタットは車検時に新品交換されたとのことだったのですが、
念のため確認したところ、液体ガスケットが使用されていたので…。


綺麗に清掃後に…。


サーモスタット+ケース+ガスケット類を新品交換。
再びLLCを充填・エア抜きをして確認したのですが、サーモスタットは開かず。
エンジンを始動した状態でエア抜きバルブを緩めたところLLCの吐出量が弱い感じなので、
ウォーターポンプを疑って…。


ウォーターポンプ+タイミングベルト類を新品交換。



エンジンマウントは一度も交換されていないのかグラグラで外れそうなので…。



エンジンマウント+マウントホルダー新品交換。
ドライブベルトも新品交換。
LLCを充填・エア抜きして様子をみたところ、サーモも開いて正常な状態になりました。


↑は取り外したTベルト関係のパーツ類。
ウォーターポンプは水漏れを起こしてはいましたが、フィンが緩んでいる感じではありません。
熱がかかると緩むのかな?


一先ず水漏れと水温の問題も解決したので、テスター故障診断+バッテリーTEST。


下廻りなど各部点検。


E/gオイル(Lubross G-Spec 10W40)+エレメント交換に。



ミッションオイル(Lubross R-Spec soft 75W)も交換。


スパークプラグの点検・清掃。
アイドルステップモーター+スロットルバルブも清掃。


エアフィルターは新品交換。


パワーステアリングフルードは減っていたので、シールコート添加に。


フロントブレーキ廻りの点検・清掃。
ブレーキパッドの面取りに、スライドピンなど各部グリスアップして組戻し。


リアブレーキ廻りも点検・清掃。
スライドピンは動きが渋いので、グリスアップして動きをよくしてから、
ブレーキパッドの面取りに各部グリスアップして組戻し。


パーキングブレーキギアは錆が出始めてしまっていたのでグリスアップ。


入庫当初、パーキングブレーキギアブーツにタイラップが無い状態だったので、
タイラップで締付ておきました。


ホイールハブは清掃後にセラミックグリースを塗布して、
タイヤのエアーはMFAで充填などで完了ですね。