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「プジョー406スポーツ E/gマウント+トルクダンパー交換&Fショックアブソーバー取付修正です。」

PEUGEOT専門店MajiBlueマジブルーです。


こちらのプジョー406スポーツ ピアナブルーは
以前からの懸案事項であった、E/gトルクダンパーとマウント交換、
そして、フロント右側がスペーサーを外すとスタビリンクのボルトが
純正アルミのタイヤに干渉するとのことで入庫ですね。


茨城県からお越しのオーナーさんです。
走行距離約135,000km。

まずはフロントの足廻りから診てみたところ…。


まさかのショックアブソーバー取付不良。
ショックのガイドがナックルの合口に左右とも入っていません。

2年くらい前に他社にてショックアブソーバーを交換されているのですが、
プジョーに詳しくないお店だったようで、取付方がわからなかったのでしょうか。
過去にこのような事例もなく、ショックがナックルに正常に入っていないとは思いもしなかったので、
不具合が表面化するまで気づきませんでした。*当社ではこの車両でナックルのボルトを緩めるような作業はしていません


ショックのガイドがナックルに乗っかっていたため、頭が潰れて合口に入らないので
歪んだ部分をリューターで削って…。


左右ショックアブソーバーを組付けし直しですね。
これで、ショックアブソーバーの向きも正常になり、スタビのボルトもタイヤにも干渉しなくなりました。


続いて、マウント類の交換です。


エンジントルクダンパー取り外し。


そして、エンジンマウントも取り外そうとしたところ、
マウントの底が欠けており剥がれていました。
ギアチェンジをする度にエンジンが動いてしまうので異音がするわけですね。
ボルトが車体側に残ってしまっているのですが、頭が薄く丸いうえに錆で固着。


なんとかマウントのボルトも取り外して…。


エンジンマウント新品交換。


エンジントルクバンパーも新品交換。
テスト走行を行って完了です。
異音も解消されました。


代わりまして、↑の別なプジョー406スポーツ ピアナブルーは
E/gオイル(Lubross G-Spec 10W40)交換でのご来店でした。