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「シトロエンC4ピカソ 1.6T 高圧ガソリンポンプ交換 + 水漏れ修理 ➡ サーモハウジング交換 + オイル漏れ修理 ➡ オイルフィルターハウジングガスケット & ターボオイルリターンパイプ交換 + デイライト化などです。」

プジョー / シトロエン専門店MajiBlueマジブルー 栃木県 / 宇都宮市です。


こちらのシトロエンC4ピカソ 1.6T リミテッドスタイル ブランバンキーズは
高圧燃料ポンプ交換+不具合箇所があれば修理希望での入庫ですね。

当社には初来店の福島県からのオーナーさんです。
走行距離約104,000km。


当社入庫後にもE/g始動時に「Engine repair needed」発生。


テスター故障診断したところ…。
4番ミスファイアなのですが、インジェクターも絡んでいるので、
やはり、高圧ガソリンポンプが疑わしいでしょうか。*スパークプラグは交換済とのこと
エレクトリックウォーターポンプも制御不良のエラーが入っていますね。


下廻りも診てみたところ、サーモハウジングから水漏れ。
*水温が上昇して内圧が高くなった時点でE/gを切ると圧が下がるまで水漏れが止まりません


オイルフィルターハウジングガスケットからもオイル漏れしています。

上記の不良個所をオーナーさんに確認したところ、全て修理希望とのことなので…。



まずは、高圧燃料ポンプ+フューエルパイプ新品交換。*初期化は最後にまとめて実施


そして、LLCを抜いて、サーモハウジング取外し。


取外したハウジングとバイパスパイプには液体ガスケットが塗られていました。
ここには使用して欲しくなかった…。


残った液ガスを清掃後にサーモハウジング新品交換ですね。


バッテリーもセルの動きが鈍く、かからなかった時があるので診てみると
EN値が低く、要交換なので…。


バッテリーも新品交換。*80Ahに容量UPなので、後ほどテスターで設定容量を要確認


続いて、ELウォーターポンプとオイルフィルターハウジングガスケットと同時に
後に漏れるターボオイルリターンパイプの交換です。
↑は使用する新品パーツ。


キャタライザーや遮熱板など取外して…。
やはりオイルフィルターハウジングから漏れていました。


ターボオイルリターンパイプ+オイルフィルターハウジング取外し。


ハウジングを清掃後にエレクトリックウォーターポンプ新品交換。


オイルフィルターハウジングガスケットも新品交換して…。


ターボオイルリターンパイプ+リターンホース新品交換。
オイルフィルターハウジングも組付け。



LLCレベルセンサーが付いていますが、カプラーが抜かれた状態になっていますね。
おそらく、センサーが誤作動するのでカプラーを抜いてあるのだと思われますが、
このままだと端子部からLLCが漏れることがあるので、ブラインドプラグに交換。


冷却水(Lubross Super LLC)充填・エア抜き。
リザーブタンクCAPも劣化してグニャっとしているので新品交換。


オイルエレメント+E/gオイル(MB-premium 5W30)交換に。
*オイルフィルターハウジングはオイルクーラーの役目もしているので、脱着するとオイルにLLCが混入するため同時にオイル交換は必修


新品のキャタライザーガスケットを使用して補機類を組戻し。
走行距離的にイグニッションコイルも新品交換。


テスターを繋いで、バッテリー充電システムの容量変更。
*80Ahにしたいところですが、車体側ECUのMAX設定値が75Ahでした。同一車体であってもプログラムによって容量値が異なります。


続きまして、高圧ガソリンポンプの初期化・設定。


ついでにLEDポジションライトをデイライト化。


燃料カットオフ学習を兼ねて、テスト走行を実施して完了です。
↑は取り外したパーツ類。


代わりまして、こちらのシトロエンC3 ブルーボッティチェリは
E/gオイル(MB-premium 5W30)交換でのご来店。


↑のシトロエンC4-1.6 グリフェールPeは
スタッドレスタイヤ交換でのご来店でした。