│ 

「プジョー207シエロ Gearbox faulty修理 ➡ ATソレノイドバルブ交換 & 水漏れ修理 ➡ LLCリザーブタンク + ウォーターポンプ交換などです。」

プジョー専門SHOPMajiBlueマジブルーです。


こちらのプジョー207シエロ モンテベロブルーは
「ギアボックス フォルティ」が発生したとのことで、
ATソレノイドバルブ交換と同時に水漏れ修理での入庫ですね。


当社へは初来店の茨城県からのオーナーさんです。

しかしながら、入庫直後に「Engine management system faulty」発生。
E/gも不調なのですが、パワステも微妙に重くなるといった症状で
E/gをかけ直すと何事もなかったように正常に…。
チェックランプも消えてしまっていますね。

ちょうどオーナーさんも居たので、確認してみると
同じような症状でE/gルーム内のフューズボックスを新品交換したばかりとのこと。



テスター故障診断してみたところ、スロットルでエラーを拾っていますが、
これは付随したフォルトで、根本的な原因は他にあるような…。
その後、エラーは鳴りを潜めてしまったので、原因不明。
とりあえずインジェクションの初期化で様子見となりました。


そして、水漏れしているのはLLCリザーブタンク。
同時にウォーターポンプも交換希望なので…。


LLCを抜いて…。



LLCキャッチタンク+ホース+キャップ+ブリーズパイプを新品交換。


ウォーターポンプも取外して…。


E/g側取付面を清掃。


新品のウォーターポンプに交換です。



ドライブベルトもヒビだらけなので、補機類を組み戻すついでに新品交換。


冷却水(Lubeoss Super LLC)充填・エア抜きですね。


続いて、ATフルードを抜いて…。



ATソレノイドバルブ+ハウジングシール+カバーシール新品交換。


マルチファンクションスイッチも調整して…。


Lubross SuperSports ATFを充填。


テスターでATF油温を管理して、油量調整+オイル劣化カウンターもリセットです。


追加でエアフィルター+スパークプラグ新品交換などで完了ですね。
*その後、当社入庫中にE/g不調やエラーが出ることはありませんでした…。


代わりまして、↑のプジョー207 アルミナムグレーは
ブレーキを踏むと「ゴォーッ」と異音がするとのことでご来店。


診てみるとフロントブレーキパッドがほとんど無く、ローターも摩耗しているので、
パッドのバックプレートがローターの縁に接触しています。


本来であれば、ローター+パッド共に新品交換したいところですが、
オーナーさんに確認したところ、車両の乗り換えを検討中とのことなので…。
今回は当社ストックの残11.5mm以上のUSEDパッドで対応。


フロントブレーキパッドを交換して完了ですね。