│ 

「シトロエンC4 × 2 車検整備(スタビリンクロッド交換など) & ATソレノイドバルブ交換です。」

プジョー / シトロエン専門店 MajiBlueマジブルーです。


こちらのシトロエンC4-1.6 グリフェールPeは
車検整備での入庫ですね。


テスターでの故障診断に。
下廻り等、各所点検。


スタビライザーリンクロッドブーツが左右とも切れているので…。



左右スタビリンクロッド新品交換。



フロント+リアブレーキ廻りの点検、清掃。
ブレーキパッドの面取りにスライドピン等、各所グリスアップして組直し。


ブレーキフルード(ATE SL6)交換に。


ポーレンフィルター新品交換。
エアフィルターは清掃。


スロットルバルブも清掃に。


スパークプラグの点検、清掃。
LLCにクーラントブースター添加。


バッテリーTESTしたところ、329ENしかないので…。


バッテリー新品交換。



あとは灯火類のバルブ交換などで、継続車検を受けて完了です。


代わりまして、↑のシトロエンC4ー2.0エクスクルーシブ グリフェールPeは
他社からATソレノイドバルブ交換とガソリン臭がするとのことで、
チャコールキャニスター交換依頼での入庫です。

エンジンの振動も大きく、調子がよろしくない感じですね。
テスター故障診断したところ、VVT制御不良。
助手席側ヒーターパイプからも水漏れしていますが、
手をつけなくてよいとのこと…。


ガソリン臭は常にするのでは無く、走行中にアクセルを放した際に
室内に臭いが漂ってきます。
フューエルラインやキャニスターラインに漏れは見られないので、
チャコールキャニスターを新品交換してみることに…。


チャコールキャニスターを取外して…。


新品交換。


続いて、ATフルードを抜いて。*鉄分でグレー色、おそらく過去に交換歴なし



ATソレノイドバルブ&ハウジングシール&カバーシール新品交換。


MFS調整後にATフルード(Lubross SuperSports ATF)充填。


テスターでATF油温をチェックして油量調整。


オイル摩耗メーターもリセットですね。


しかしながら、テスト走行したところ、ガソリン臭は消えません。
パラメーターをチェックしたところ、インジェクターの噴射時間が
アイドリング時で通常、3~3.5msecのところ、6msec前後も噴射しています。
燃料噴射量が多いので、未燃焼ガスが濃すぎてキャニスターで処理しきれないのかな。


とりあえず、ダメもとでインジェクションの初期化。


今のところ、インジェクターの噴射時間も普通になりましたが、E/g不調は変わらず。
混合比制御不良のフォルトも入ってきているので、
O2センサー不調など様々な原因が考えられるでしょうか。
一つずつ交換して、懸念箇所を潰していく必要がありますね。
とりあえず、ここまでとのことなので、様子見です。