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「プジョー207SW エアコン修理 ➡ A/Cコンプレッサー + エキスパンションバルブ + コンデンサー交換です。」

PEUGEOT専門SHOP MajiBlue マジブルーです。


こちらのプジョー207SWプレミアム イナリブルーは
エアコンが利かなくなったとのことで入庫ですね。


埼玉県からお越しのオーナーさんです。
診てみたところ…。


エアコンコンプレッサーの圧力制御をしている箇所のカプラーが飛び出しています。
何かしらの原因でかなりの圧がかかったのかな。



A/Cコンプレッサー故障は確実なので、新品交換。


Oリングも新品交換して…。


KONFORT780Rで真空引後にコンプレッサーオイルとA/Cガスを充填。
これで、エアコンも効くようになり、冷たい風も出てるようになったのですが…。

翌日、確認してみるとコンプレッサーは起動するのですが、
冷えなくなってしまっていました。


コンプレッサー起動時のガス圧を確認してみると、
高圧側で1.4~1.5 MPaなのですが、低圧側が0MPaに近いくらい下がってしまいます。

これはレシーバーの詰まりが疑わしいので、再度、A/Cガスとオイルを抜いたところ、
抜けてきたコンプレッサーオイルが鉄粉でグレー色に。

プジョー207のレシーバーはコンデンサー一体型なので、
コンデンサーと念のため、エキスパンションバルブも交換することに…。


フロントバンパーを取外して…。


エキパン取外し。


フロンパイプは全て切り離して清掃するので、Oリングは新品交換。
新品のエキスパンションバルブも組付け。


コンデンサーは純正新品が国内・本国ともに在庫無しだったため、
走行距離30,000kmくらいのUSED品を手配して交換。

再びKONFORT780Rで真空引・オイル+A/Cガスを充填。
これでエアコンが冷えるようになったので、問題が無いか数日間様子見ですね。


A/Cコンプレッサーの作動も問題ないようなので、
念のためNUTEC CompBOOSTも添加で完了です。