│ 

「プジョー206CC カラーライン 車検整備 (ハイビーム不点灯 ➡ COM2000修理 & 水漏れ修理 ➡ ヒーターパイプガスケット交換 & PSプレッシャースイッチ & Fブレーキパッド交換など)です。」

プジョー専門SHOP MajiBlue マジブルーです。


こちらのプジョー206CC カラーライン エーゲブルーは
車検整備での入庫ですね。

当社へは初来店のオーナーさんです。
ヘッドライトのハイビームが点灯しないとのこと。
走行距離約67,000km。


テスター故障診断に。
バッテリーTEST。


下廻りなど各所点検。


ハイビームが点灯しない原因ですが、
そもそもインジケーターが点灯しないので、スイッチングの問題。



なので、コンビネーションスイッチ(COM2000)を取外して分解。
やはり、ハイビームのスライド接点が外れていたので取付て組戻し。


これで、ハイビームのスイッチが入ってインジケーターが点灯するようになりました。



しかしながら、右側ハイビームが点灯しないので診てみたところ、
バルブ切れだった為、交換。
左右ともハイビームが点灯することを確認です。


続いて、ヒーターパイプとヒーターコア接続部からLLC漏れしているので…。


LLCを抜いて…。


本来だとウォーターヒーターパイプキットでの交換なのですが、
国内・本国ともに欠品であった為、今回は径を合わせたOリングを新品交換で対応。


取付ボルトは3本で締めておきました。



サーモスタットも新品交換。


クーラント(Lubross Super LLC)充填・エア抜きですね。




パワステプレッシャースイッチからフルード漏れしているので、
P/SプレッシャーS/W+Oリング新品交換。


スロットルバルブ清掃に。


エアフィルター新品交換。
スパークプラグは点検・清掃。



ドライブベルトもヒビヒビなので、新品交換です。


そして、フロントブレーキなのですが、ブレーキパッドの摩材残量が約4.1mm、
ローターも摩耗しているので、バックプレート接触まで賞味2.7mmくらいでしょうか。


オーナーさんに確認したところ、パッドのみ交換希望。
摩耗したローターに新品パッドはもったいないので、
残8mm以上のUSEDパッドで対応ですね。




フロント+リアブレーキ廻りの点検・清掃。
ブレーキパッドの面取りに、スライドピンなど各部グリスアップして組戻し。


ブレーキフルード(ATE SUPER DOT5.1)交換に。


ホイールハブには清掃後に高耐熱防錆グリースを添付。
タイヤのエアーはMFAで再充填です。


サイドマーカーの色が薄いのでバルブ交換に。


ハイマウントストップランプも歯抜けしているので…。


ハイマウントストップランプのバルブを全交換などで、継続車検を受けて完了ですね。