「プジョー207GT 車検整備&クラッチキット+油圧レリーズシリンダーベアリング+クラッチマスターシリンダーなど交換です。」
プジョー専門店 ■MajiBlue■■■ マジブルーです。
こちらのプジョー207GT ビアンカホワイトは
車検整備の予定でしたが、クラッチが切れなくなったとのことで、
ロードサービスでの入庫ですね。
走行距離約84,000km。
クラッチペダルがフカフカで当たりがありません。
*ブレーキフルードは減っていないので漏れてはいないようです
テスター故障診断に。
バッテリーTEST。
クラッチが切れない原因は油圧クラッチレリーズシリンダーベアリングか
クラッチマスターシリンダーの故障が疑わしいです。
オーナーさんと相談した結果、走行距離からもクラッチ交換希望とのことで、
クラッチ側から交換していくことに。
↑は使用する新品パーツ類
MTオイルを抜いて、メンバーやドライブシャフトなど補機類を取外し。
ミッションを降ろして、クラッチカバー+ディスクも取外し。
ミッションケース内を清掃後にクラッチ油圧レリーズシリンダーベアリング新品交換。
デフサイドシール左右も新品交換。
SSTを使用して、新品のクラッチディスク+カバーを組付け。
ミッションマウントも新品交換。
ミッションを組付けて、補機類を組戻しですね。
E/gロワマウントもブッシュが切れているので新品交換。
ミッションオイル(Lubross R-Spec soft 75W)充填。
クラッチレリーズラインフルードのエア抜き。
しかしながら、クラッチペダルはフカフカなままなので…。
クラッチマスターシリンダーを取外し。
クラッチマスターシリンダー新品交換。*交換後のフォト撮り忘れ
クラッチマスターシリンダーのフルードホースを脱着する際、
エキパンのフロンパイプも取外したので、ガスケットは新品交換。
クラッチレリーズラインのフルードエア抜き。
これで、クラッチペダルの当たりも出て、クラッチが切れるようになりました。
A/Cガスは抜いてしまったので、
KONFORT780Rで真空引+コンプレッサーオイル+A/Cガス充填。
↑は取り外したクラッチ関係のパーツ類です。
フロント+リアブレーキ廻りの点検・清掃。
ブレーキパッドの面取りに、スライドピンなど各部グリスアップして組戻し。
フロント側のスライドピン+ブーツはオーナーさん希望で新品交換しました。
パーキングブレーキワイヤーブーツは既に左右とも切れてしまっていたので、
応急的に接着してからグリスアップ。
ホイールハブも清掃後にセラミックグリースを添付。
ブレーキフルード(Lubross SUPER DOT4)交換に。
タイヤのエアーはMFAで充填。
エアフィルターはオーナーさん自身でメンテされるそうなので、軽く清掃。
ポーレンフィルターは新品交換。
スパークプラグの点検・清掃に。
フロントワイパーブレード新品交換などで、継続検査を受けて完了ですね。