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「プジョー207GT クラッチキット交換です。」

プジョー専門店MajiBlueマジブルーです。


こちらのプジョー207GT ビアンカホワイトは
上り坂渋滞中にクラッチから白煙、その後、異音と
ペダルのつながる位置も上の方になっているとのことで入庫ですね。


神奈川県にお住いのオーナーさんです。
走行距離約79,000km。*ちなみに入庫されたのは先月中旬


試走した感じでは、レリーズかディスク摩耗が疑わしいですね。
なので、クラッチキットもろもろ交換です。


ミッションオイルを抜いて…。
メンバーやドライブシャフトなどなど取り外し。


ミッションを取り外しですね。



おそらく原因はクラッチディスクの摩耗。
フェーシングはほぼ無くなっており、かなりの熱がかかったのか少し沿ってしまっています。


ミッションケース内を清掃後に油圧レリーズシリンダーベアリングを新品交換。
レリーズピニオンも新品交換。


左右デフサイドシールも新品交換。


デュアルマスフライホイールなので、SSTを使用してクラッチディスク+カバーを新品交換。


ミッションマウントも新品交換して、ミッションを組付け。
補機類を組み戻し。


ミッションオイル(MB R-Spec soft 75W)充填に。
クラッチレリーズシリンダーのエア抜き。
テスト走行を行って完了ですね。


↑は取り外したパーツ類。