こんにちは。
栃木県宇都宮市のプジョー専門店「MajiBlue」マジブルーです。
今週は整備主任者の法令研修があったので
半日、潰れて作業予定が少し押し気味になってしまいました。
作業完了が遅れているオーナーさん、もう少しだけ待ってくださいね。
ということで
今週の作業フォトを撮影した車両ですね。
まずは
プジョー206S16リミテッド チャイナブルーの
タイミングベルト類交換などでの入庫です。
当社には初来店の山形県からのオーナーさんですね。
エンジンロワマウントブッシュの交換も依頼されているので、
ミッションオイルを抜いて、右側ドライブシャフト取外し。
ロワマウントブラケットを取外します。
プレスでロワマウントブッシュを押し出して...。
新品のロワマウントブッシュを圧入。
そして
LLCを抜いて、タイミングベルト類の交換です。
もともと交換予定に入っていたのですが
EX側のカムシャフトギアがやはり分離していました。
カバーにも当った跡がありますね。
本来は↑の新品パーツのように一体型です。
けっこう分離してしまっているケースが多いので
今後、この型のエンジンはEXカムシャフトギアが分離していなくとも
年数的みてTベルト交換時には要交換ですね。
(ちなみに206RC(RFK)もダンパーが入っているので同様です。)
ウォーターポンプ&ガスケット、ホース側Oリング、EXカムシャフトギア、
Tベルト、テンショナー、アイドルプーリー、ドライブベルトを新品交換。
エンジンマウント右側も亀裂が入っているので
砕ける前に新品交換です。
サーモスタッド新品交換に...。
ウォーターヒーターパイプからもLLCが漏れた痕跡があるので
同時に交換します。
新品のウォーターヒーターパイプキット取付。
ロワマウントブラケットやドライブシャフトを組み戻して
LLC(PG55-RC)とM/Tオイル(ASH PSE GEAR75W90)を充填。
テスト走行をしてTベルト類の交換は完了ですね。
続いて
同時に依頼されていたフロントスピーカーの交換です。
もともと付いていたスピーカーはエッジが劣化してボロボロでした。
KENWOOD製の新品スピーカーに交換して完了ですね。
あとはクラッチが少し渋いので、
試しにクラッチシリンダーのフルード交換をしてみましたが
あまり変化が無かったです。
クラッチディスクの磨耗やレリーズの劣化が疑わしいですね。
ちなみに↑は今回作業で交換したパーツ類です。