「プジョー308SWプレミアム　エアコン修理➡ACコンプレッサー＋コンデンサー交換 & デイライト有効化です。」

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こちらのプジョー308SWプレミアム　ビアンカホワイトは
エアコンが利かないとのことで入庫ですね。
走行距離約19,000ｋｍ。
当社には初来店の千葉県からお越しのオーナーさんです。
最近、購入されたばかりで納車初日にエアコンが利かなくなり、
ACコンプレッサーを新品交換してもらったそうですが、
１か月でまた利かなくなったとのこと。

診てみたところ、ACガスも入っており、起動指示も出ているのですが、
「カタカタカタカタ」とコンプレッサーから異音が出ていますね。
一応、圧縮はされているのですが、中華製コンプレッサー故障により、
大量のスラッジがエキパンやレシーバー一体型コンデンサーを詰まらせている感じでしょうか。

なので、まずはフロンガスを回収。

LLCを抜いて…。

ラジエーター取り外し。

コンデンサーも取り外して…。

ACコンプレッサーも取り外しです。

ちなみにコンプレッサー側低圧フロンパイプのガスケットは交換されているのですが、
サイズが大きいのか、コンプレッサー側の精度がわるいのか無理に入れたようで切れていました。
各フロンパイプ内にもスラッジが溜まってるので…。

補機類を取り外してエキスパンションバルブを点検。
スラッジがかなり入り込んでいますね。

エキスパンションバルブも本来であれば新品交換したいところですが、
予算の都合上、今回は清掃。

エバポレーター内や各フロンパイプ配管内も出来る限り清掃。

エキパン側フロンパイプガスケット新品交換。

エアフィルターも汚れていたので、補機類を組み戻すついでに新品交換。

コンデンサー側フロンパイプのガスケットも新品交換して…。

コンデンサーを新品交換。

続いて、コンプレッサー側フロンパイプガスケット新品交換。

そして、ACコンプレッサーを新品交換。

ドライブベルトも所々、亀裂があるので補機類を組み戻すついでに新品交換。

低圧＋高圧バルブコアも新品交換。

ラジエーターを組み戻して、クーラント（Lubross Super LLC）充填・エア抜き。

KONFORT780Rで真空引＋コンプレッサーオイル＋ACガス充填。
これで、エアコンが利いて冷たい風が出るようになりました。

あとはオーダー頂いたエンジンオイル（MB-PremiumⅡ5W30）交換に。

盗難防止ボルトを舐める前にノーマルボルトに交換。

コンフィグを変更して、デイライトの有効化も行って完了です。