こんばんは。
プジョー専門店「MajiBlue」マジブルーです。
早速ですが
今週の作業でフォトを撮影した車両ですね。
まずは
プジョー206RC ビアンカホワイトです。
群馬県からのオーナーさんですね。
クラッチを踏むとたまに「カコッ」と異音がするとのことで入庫でした。
診てみるとクラッチペダルスプリングや
ワイヤークリップ外れが原因ではないようです。
クラッチペダルに少し遊びがあるので取外してみると...。
↑のペダルとワイヤーフォークを繋ぐクリップが
ペダルが連結する箇所で凹に削れていました。
左:OLD / 右:NEW
ペダル側も穴が削れて楕円になってしまっています。
樹脂同士なので削れますよね。
両方ともに削れているので遊びも大きくなるわけです。
というか、いつかはクリップが折れるんじゃないでしょうか。
オーナーさんと相談して
クラッチペダル廻りを新品交換します。
流石に新品とはいえ、樹脂製のクリップを使用するのには躊躇いがあるので
金属製のクリップを作成して使用しました。
交換後は遊びもほとんどなくなって
ミートポイントも少し上がったようです。
このクラッチペダルの構造は当社で把握している限り
206RCだけみたいですね。
206GTや並行輸入のS16はクラッチペダルは鉄製で
フォークは使用せず直接ワイヤーがペダルにかかるタイプでした。
RC乗りのオーナーさんは要チェックポイントですね。