│ 

「プジョー206CC E/gチェックランプ点灯 修理です。」

プジョー専門店「MajiBlue」栃木県宇都宮市です。
今週の作業ブログのツヅキですね。

img20140604

こちらの
プジョー206CC エーゲブルーは
エンジンチェックランプ点灯での入庫です。

アイドリングが不安定になったりするとのこと。
たしかにアイドリングが少し低くてエンジンの音も気持ち大きいような...。

img20140604_1

少し前にイグニッションコイルがダメで新品交換したので原因はコイル以外。
ということでテスターで診てみると...。

下流側のO2センサーがリッチ異常でエラーを出したようです。

テスターでパラメーターを確認しながらE/gを噴かすと
上流、下流側ともに同じ数値の動きをしますね。

img20140604_2

一概にO2センサー異常とは言えないのですが
とりあえず、クロスチェックをしてみることに...。
部品取り車から交換して間もないO2センサーと
テスト用のスパークプラグに交換してみます。

img20140604_3

スパークプラグと上流/下流のO2センサーを交換してE/g再始動です。

うーん。
TEST走行してみても
チェックランプは点灯しませんが変化が感じられないですね。

その後、MAPセンサーもテスト用に交換しましたが、
やはり変わらないので下廻りを診ていると...。

img20140604_4

ありました。
触媒のパイプに3mmくらいの亀裂です。

ここから排気漏れしているのと
触媒の性能が低下している可能性があるので...。

img20140604_5

部品取車から触媒を移植してE/g再始動ですね。
今度はE/gも静かになり、アイドリングも少し上がって安定しました。

img20140604_6

テスターで各パラメーターを再チェックです。
O2も正常な動きをしていますね。

img20140604_7

また、オーナーさんから
信号などで停車すると「ゴンッ」と後ろから押される動きをすると言われていました。
これはスロットルバルブが原因なことが多いのですが
清掃しても改善されなかったので部品取車からスロットルバルブを移植です。
交換後は正常な挙動になりました。

テスト走行でも問題なく、オーナーさん自身にもE/gが静かになったと
言って頂けましたが、とりあえず様子見でしょうか。