おはようございます。
栃木県宇都宮市のプジョー専門店「MajiBlue」マジブルーです。
GWも迫っているので、作業途中や入庫予定の車両も含めて
何とか連休前に納めたいですね。
ということで
作業フォトを撮影した今週の車両です。
まずは
プジョー206SW XS ルシファーレッドの
フロント&リアショックアブソーバー、ストラットアッパーマウント、
ロワアーム、スタビライザーリンクロッド、タイロッドエンドなど
足廻り一式交換での入庫です。
フロントはローダウンしていないのに車高が下がっていますね。
走行中やコーナリング時も「ガコッ」と異音がしています。
作業を始めようとリフトに上げてみたところ、ガソリン臭が...。
タンク上部から漏れていますね。
こちらもオーナーさんに確認を取って修理していきます。
*当社入庫前にガソリン満タンにしてきたそうで、
以前からガソリンの臭いがすることがあったとのこと。
足廻りの交換ですね。
もろもろ取外して...。
新たに使用するショックアブソーバーは
当社ストックのビルシュタインB6(USED)です。
ストラットアッパーマウントキットは新品を使用。
↑も今回使用する
新品のロワアーム(HD)、スタビリンクロッド(HD)、タイロッドエンドですね。
ノーマルのサスペンションを組み替えて...。
左右、BILSTEIN B6ショックアブソーバー取付。
新品のロワアーム、スタビライザーリンクロッド、タイロッドエンドも取付です。
続いて、リア側もショックアブソーバー交換。
↑は今回、取外した足廻りのパーツ類ですね。
フロントショックはスカスカ、ロワアーム、タイロッド、スタビリンクの
ボールジョイントもガコガコしています。
フロントは3cmくらい車高が上がってノーマルの高さに戻りました。
(バネは現車のモノを流用です。)
テスト走行後にサイドスリップも調整。
交換前に比べてかなりしっかりした乗り心地で
異音も無くて快適ですね。
続きまして、ガソリン漏れの修理です。
リングキャップが割れているのかと思いきや...。
割れていません。
というかキャップとヒューエルポンプの合いマークがかなりヅレていますね。
*ちゃんと取付・締め付ければ合いマークの位置はほぼ同じになります。
どこかしらで、燃料ポンプの修理か何かをしたと思われますが
締めが足りないのかな。
何となく嫌な予感が...。
とりあえず、取外してみたところ...。
ガスケットを取付ける箇所が間違っていました...。
本来であればタンクとポンプの間に入るべきガスケットが
キャップ側に取付けてあります。
これは漏れますよね。(ガソリンを満タンにして漏れのチェックをしていないのでしょうか。)
しかも、無理に締め付けてあるのでタンク側の取付口がかなり歪んでしまっています。
*タンク側が歪んでいると、新品のリングキャップを締め付けるのが一苦労です。
新品のガスケットとリングキャップを使用して...。
ガスケットを正規の位置でフューエルポンプを取付。
リングキャップも何とか取付けて締付けですね。
ガソリンを満タン、漏れが無いかチェックです。
あとは、追加依頼で
ドライブベルトが「キュルキュル」鳴くので新品交換で完了ですね。