「プジョー406セダングリフ 車検整備(Tベルト類・ATソレノイドバルブ・ヘッドカバーなど交換)。」
こんばんは。
プジョー専門店■MajiBlue■■■マジブルーです。
こちらのプジョー406 セダングリフ ビアンカホワイトは
車検整備と同時にタイミングベルト、ATソレノイドバルブ交換などでの入庫ですね。
当社には初来店の福島県からのオーナーさんです。
ちなみに走行距離約25,000km。
当社に入庫する406では一番、距離が少ないですね。
本国オーダーのパーツもあったので
しばらく、お預かりしていました。
24ヶ月点検整備です。
テスターでの故障診断に。
下回りの点検。
まずは、冷間時に3速固定の症状が出るとのことで
ATソレノイドバルブの交換ですね。
取外して...。
新品のソレノイドバルブ、ハウジングシール、カバーシールを取付けて、MFS調整。
ASH VFS ATFを充填です。
テスターでATフルード温度をチェックしてレベル調整。
オイル劣化カウンターリセット、フォルトも消去します。
続きまして、タイミングベルト類の交換ですね。
もろもろ取外して...。
EX側のカムシャフトギアも経年劣化で分離するので新品交換。
新品のTベルト、テンショナー、アイドルプーリー、ウォーターポンプ、
クランクプーリー、ドライブベルト、エンジンマウントを取付。
サーモスタッドとラジエーターロワ&アッパーホースも新品交換しました。
LLC(PG55-RC)を充填、エア抜きです。
↑は取外したTベルト関係のパーツ類ですね。
続いて、ヘッドカバーINとEX側の両方からオイルが漏れています。
EX側は液ガスで補修した跡がありますね。
(ヘッドカバー自体が歪んでいるので、液ガスで対応してもまた漏れます。)
なので、取外して、シリンダーヘッド側を清掃、脱脂。
新品のヘッドカバーIN&EXに交換。
ボルトは規定トルクで均一に締付けます。
クランク角センサーからもよくオイル漏れするので
Oリングを新品交換しておきました。
フロント&リアブレーキ回りの点検・清掃。
ブレーキパッドの面取りにスライドピンなど各部グリスアップ。
リアブレーキパッドは残4mm切っているのと錆で腐食していたので
ノーマルよりはダストの目立たないHELLA PAGIDブレーキパッドに新品交換です。
左右、新品のリアブレーキパッド取付。
ちなみに左右とも割りピンが針金で代用されていたので
新品の割りピンを入れておきました。
ブレーキフルード(ATE SL6)の交換に。
タイロッドエンド右側のブーツが切れているのとガタが出ているので...。
タイロッドエンド(RH)新品交換。
エアフィルター、ポーレンフィルター新品交換に。
スパークプラグの点検、清掃。
エンジンオイル(MOTUL PowerLight10W40)&エレメント交換。
フロントのリップスポイラーが千切れてしまっているので
部品取りの206からスポイラーを加工取付。
あとは、オーダー頂いていた
右F側のウェザーストリップ新品交換や。
バッテリーテストをしたところ、状態良好・要充電なのでバッテリー充電。
PSフルード補充などなどで...。
継続車検を受けて完了ですね。