「プジョー308CCグリフ フロント足回り異音修理➡ショックアブソーバーなど交換&12ヶ月点検です。」
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こちらのプジョー308CCグリフ モカは、
12ヶ月点検と同時にフロント足回りからの異音修理での入庫ですね。
1年くらい前に他社にてショックアブソーバーを新品交換されたのですが、交換後に異音発生。
一度、交換したお店で点検してもらったそうですが、すぐに再発。*スタビリンクロッドも交換
再度、そのお店に問い合わせたところ、正常に取り付けられているとの返答で、
診てもらえなかったそうです。
東京都からお越しのオーナーさんで、走行距離約77,700km。
フロントショックを点検するべく、カウルトップを取外したところ…。
本来は浮いているはずのレストカップが、左右ともストラットにピッタリ接触してしまっていますね。
外周に付いているはずのラバーも押しつぶされて外れてしまっています。
しかもグリスが大量に塗られており、正常な取付とは言い難いでしょうか。
アッパーマウントの取付位置もズレているのですが、どうすればこういう状態になるのかわからないので、
ショックを取外してバラそうとしましたが、フランジナットが固くしまりすぎており、
いろいろ試したのですがどうやっても外れません。
無理に外そうとするとロッドのヘックスが舐める可能性もあることから、
オーナーさんに相談して、サスペンション以外すべて新品交換することに…。
しかしながら、欠品パーツがいくつかあった為、一先ずショックを組戻し。
新品パーツが全て揃ったところで作業再開ですね。
ショックをなんとかバラシて…。
サスペンションカップとスプリング上部の取付位置を間違ったまま組んでしまっていたからか、
カップのラバーはボロボロに。
ショックアブソーバーも新たに取ったモノと少し形状が異なっています。*左フォト手前:現車/奥側:新品
新品のショックにサスペンションやアッパーマウント+ベアリングなどなど新品パーツを組付けて…。
左右フロントショックアブソーバー新品交換。
これで、レストカップの取付状態も正常になりました。
テスト走行を行って、異常が無いことを確認してから…。
12ヶ月点検。
灯火類のバルブ交換に。
E/gオイル(MB-SupremeⅡ5W40)+エレメント交換。
パワステフルード補充にウォッシャータンクキャップが割れているとのことで新品交換。
あとは、オーナーさんパーツ持込でご依頼頂いた、
ハザードスイッチ+インテリアライトの交換で完了ですね。